WAREHOUSE別注French Lineデニムプルオーバージャケット
このジャケットの胸のチェーン刺繍は、“悲劇の客船”と⾔われたノルマンディ号で有名な『FRENCHLINE(フランス 汽船)』のものです。
第⼆次世界⼤戦以前は、海外旅⾏の主な⼿段は船でした。フランスが誇る当時最⼤級で最速の豪華客船『ノルマン ディ』は、1935年に処⼥航海に出ました。タイタニック号の沈没から20年後にデビューしたイギリスの豪華客船『ク イーンメリー』に匹敵する存在として、当時は注⽬されていたそうです。
そんなノルマンディ号が、なぜ“悲劇の船”と呼ばれるのか。それには過酷な時代背景が由来しています。
1939年、航海を終えてニューヨーク港に到着した9⽉3⽇の朝、フランスはドイツに宣戦布告し、第⼆次世界⼤戦が始ま りました。戦争勃発による、FRENCHLINEはノルマンディ号の中⽴国への⾮難を選択し、ニューヨーク港の88番埠頭 に係留します。
しかし、1940年にフランスがドイツ軍の占領下に置かれたことで、ノルマンディ号は事実上抑留されました。 1941年12⽉11⽇、ドイツがアメリカに宣戦布告したことで、ノルマンディ号はアメリカに正式に接収され、フランスが 世界に誇る豪華客船は、兵員輸送船に改装されることになります。アメリカにおける輸送船名は、『U.S.S.Lafayette (ラファイエット)』とされました。
その改装のため、船内の装飾品撤去⼯事が⾏われていた1942年2⽉9⽇、悲劇は起こりました。作業の不⼿際から⽕花が 装飾品に引⽕して⽕災が発⽣。1時間ほどで⽕の⼿が船内全体に広がりました。翌⽇には鎮⽕しましたが、消化作業時の 過度の放⽔によって船内には⼤量の⽔が⼊り、ノルマンディ号はバランスを崩して翌⽇に転覆してしまったのです。 その後、戦時中は引き上げ作業などに着⼿ができずそのまま放置され、戦後の1946年になって、やっと解体されまし た。
今回“復刻”したプルオーバージャケットは、ノルマンディ号のものかどうかはわかりません。しかし、ノルマンディ号 と同年代に同じような客船のクルーの労働着として着⽤されたものであることは確かです。奇しくも、このジャケット がノルマンディ号の最後の地、ニューヨークで発⾒されたということも感慨深く、もしかしたらノルマンディ号のもの だったのでは……と、想いを馳せてしまうわけです。
WAREHOUSE × Lightning French Line デニムプルオーバージャケット
WAREHOUSE × CLUTCH CAFE LONDON French Line デニムプルオーバージャケット
ウエアハウス⼤阪店の名物スタッフである⼟屋さんが、スタイリングしてくれました。彼のスタイリングは、ウエアハ ウスのオフィシャルサイトでも⼈気のコンテンツとなっています。⼀⾒難しそうなプルオーバージャケットですが、彼 の着こなしを⾒れば、意外と着回しやすいのだと感じていただけると思います。ぜひこちらもご覧ください。
WAREHOUSE × Lightning French Line デニムプルオーバージャケットのご購入はこちらから!
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【価格】
3万7400円(消費税、送料込み)
※支払方法はクレジットカードと銀行振り込みからお選びいただけます。
【カラー展開】
裏使いのライトニングの別注モデル
表使いのクラッチカフェ ロンドンの別注モデル
【サイズ展開】
38:着丈(襟付け根から)68cm/肩幅47cm/身幅57cm/袖丈60cm/裾幅57cm
40:着丈(襟付け根から)72cm/肩幅49cm/身幅59cm/袖丈62cm/裾幅59cm
42:着丈(襟付け根から)73.5cm/肩幅53cm/身幅63cm/袖丈64cm/裾幅61cm
44:着丈(襟付け根から)75cm/肩幅54cm/身幅65cm/袖丈64.5cm/裾幅63cm
【購入期間】2021年6月26日(土)~ 10月10日(日)まで
【納品時期】12月中~下旬予定
※制作都合によりお届けが遅れる場合があることをご了承ください。
ご購入前に以下の注意事項をご確認ください。
※こちらの商品は完全受注販売商品です。
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