1930年代 J.C.PENNEY FOREMOST アーキュエイトステッチ バックシンチ付きジーンズ

希少な戦前モデルで、サイズも雰囲気も良し！

J.C.PENNEY（J.C.ペニー）が展開していたランチウエアブランド『FOREMOST（フォアモスト）』名義でリリースしていたジーンズです。1930年代後半のもので、バックシンチとサスペンダーボタン付きのモデルです。何より特徴的なのが、LEVI‘Sと同様のアーキュエイトステッチがバックポケットに施されていること。主にカウボーイなどをターゲットに展開していたFOREMOSTブランドとだからこそ、当時カウボーイにも人気を博していたLEVI‘Sを意識して（真似したに等しい）作ったモデルといえるでしょう。リベットはLeeに似たUFO型のものを使用していますが、全体的なデザインはLEVI‘Sの501XXに近しく、正統派の5ポケットジーンズの意匠を踏襲しています。LEVI‘Sと同様にセルビッジ付きの右綾デニムを使っており、アウトシームはセルビッジの脇割になっています。最近ではなかなか見かけなくなったモデルですし、バックルバックも着られずに残っていて色合いも良いものは、入手機会がほとんどありません。大きめのサイズという点も珍しく、お探しの方はぜひご検討ください。



Profile

ライトニング編集長
松島睦
ライトニング、2nd、CLUTCH Magazine、3誌の編集長を務める。「旧い」は偉い！　といつも言っているように、長く残っているものを勝手にヘリテージ認定して手元に置きたくなる。と同時に、現代のプロダクツでも50年後に残るものを探すことがライフワーク。モノ選びの基準は頑丈で、育てられる楽しみがあって、飽きのこないデザイン。


Condition
全体的に使用感があります。色落ちはしていますが、綺麗にタテ落ちしており、デニムの風合いは抜群です。バックポケットのアーキュエイトステッチは擦り切れていますが、しっかりステッチ痕が残っており、アーキュエイトステッチだと確認できます。裾はオリジナルのチェーンステッチではなく、後年に裾上げされてシングルステッチになっています

Spec
サイズ：ウエスト100（約39.3インチ）/ 股上35 / 股下72（約28.3インチ）/ 裾幅25cm
※若干の誤差が生じますことをあらかじめご了承ください。

Detail

剥き出しリベット仕様のバックポケットには、LEVI‘Sに酷似したアーキュエイトステッチが施されています。実は1943年にLEVI'Sがこの飾りステッチを商標登録するまでは、他ブランドの多くがLEVI'Sを模してこのステッチを使っていました

2本針のバックルを装備したバックシンチが綺麗に残っています。リベットはLeeのようなUFO型を使用

股リベットも装備。LEVI‘Sなども第二次世界大戦を機にリベットによる股部分の補強は廃止されました

セルビッジ付きの右綾デニムを使っており、アウトシームはセルビッジの脇割です。裾は本来はチェーンステッチなのですが、こちらは後年裾上げされており、シングルステッチで折り幅も若干広いです

 

納品時期：ご注文から5営業日以内に出荷
配送手数料：全国一律500円
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