アメリカで買い付け、
自分用に確保していた1本が発掘された。
1980〜’90年代にかけて、まだ古着店を経営していたころはよく買い付けで渡米をしていた。そのころは主にアメリカ西海岸をメインに現地のスリフトショップなどを回っていたんですが、これはそのころに手に入れたもの。記憶は曖昧ですが、ロサンジェルス近郊にあるGOOD WILLやSALVATION ARMYで見つけた1本だったかと。当時はカットオフされているジーンズはヴィンテージであろうがなかろうが格安だったんですよね。これはカットオフされているけれど、まだ色がかなり濃く残っているので、自分用に確保していたもの。じつはこの存在をすっかり忘れていて、今回引っ越しをした際に荷物から出てきたので放出します。
Profile
ドライボーンズ代表 武内陽明さん
アメリカのみならず、ヨーロッパや日本の江戸や大正に至るまで、旧きよき文化だけでなく、コアなサブカルチャーにも精通し、そのエッセンスをドライボーンズというブランドを通して発信している。
Condition
まだまだインディゴの青みが残っているので、ここから経年変化も楽しめる。紙パッチは欠損しているが、致命的なダメージは見られない
Spec
サイズ:ウエスト90(約35.4インチ)/ 左股下13 / 右股下12cm(このようなカットオフでは左右で若干違う長さということは多いですが、着用時に見た目で違いが分かるほどではありません)
Detail
青みが強くて凹凸感の少ないデニムは、この時代の501Eならでは。大きめのバックポケットにオレンジ色のスパン糸を使ったアーキュエイトステッチも同様で、このバックスタイルは、好きな人が見ればひと目で「501Eらしい!」と感じていただけるはず!
ビッグEの赤タブも現存。1973年頃までこの「E」の書体が使われていた。ちなみにビッグEの赤タブとしては後期なので、LEVI’Sの「V」は左右で太さの違う書体のものが使われている
小股部分のボタン(小さい方のボタン)は、LEVI STRAUSSの「R」の左側だけ長い通称「足長R」のものを使用。これはビッグEモデルの多くに見られる特徴だ。ちなみに'70年代に入ってからのビッグE後期型では、足長Rボタンではなく、その後に使われた左右で均一の長さのRが刻印されたボタンが使われているものもある
裾はカットオフされているので、おそらく西海岸の若者が当時穿いていたんだろうと推測される。アウトシームはもちろんセルビッジの脇割仕様で、アタリもこれから楽しめそうなほどまだ濃い状態をキープしている
トップボタン裏は6刻印。これはテキサスのエルパソ工場で作られたものを示している。実はこの時代の501Eは、この6刻印が非常に多い。後年になるとこのエルパソ工場は524刻印に変更された
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