記事: 最新版!メンズにおすすめのアメカジコーデ特集|アメカジおすすめブランド&アイテムもご紹介

最新版!メンズにおすすめのアメカジコーデ特集|アメカジおすすめブランド&アイテムもご紹介
アメカジとは、「アメリカンカジュアル」の略称で、アメリカの若者や労働者たちのカジュアルなファッションスタイルを指します。
1980年代後半から1990年代にかけてアメカジは日本独自の進化を遂げ、「渋カジ」などのトレンドが誕生し、若者たちの間で一大ムーブメントとなりました。
こちらの記事では、メンズにおすすめのアメカジコーデを特集でお伝えしてまいります!
また、アメカジコーデをするために欠かせないデニムやTシャツ、スタジャンやブーツといったアイテムとおすすめアメカジブランドもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずは基本から。アメカジスタイルの種類
まずはじめに、アメカジコーデを初めてする男性向けに、アメカジスタイルの種類についてご紹介していきます。
代表的な4つのアメカジスタイルの特徴とコーデのポイントについて、まとめました。
カレッジスタイル
カレッジスタイルとは、アメリカの学生のファッションをベースにした、カジュアルで上品さもあるアメカジのことです。
ロゴ入りのスウェットやTシャツに、デニムやチノパンを組み合わせると相性バツグン!
もともと、アメリカの大学キャンパスで生まれたスタイルなので、どことなく青春っぽさや軽やかさ、清潔感が漂うのも魅力。
年齢を問わず、アメカジコーデ初心者のメンズでも気軽に始められるスタイルです。
ワークスタイル
ワークスタイルとは、もともと作業着(=ワークウェア)として使われていたアイテムをベースにした、アメカジの中でも人気のスタイル。
アメリカの工場や農場で働く人たちが着ていた服をルーツにしており、機能的で丈夫かつ無骨な雰囲気が多くの男性を魅了しています。
シンプルだけど存在感があり、男っぽいカジュアルコーデが好きな人におすすめしますね。
ミリタリースタイル
その名の通り軍隊の制服や装備をルーツにしたファッションスタイル、ミリタリー。
当時の米軍が使っていたジャケットやパンツ、ブーツのデザインをベースに、タウンユースとして落とし込んだアイテムが特徴です。
無骨でタフな印象がありつつも、意外と普段のコーディネートに取り入れやすいのが魅力。
アメカジの中でも、長年多くの男性に愛され続けているスタイルです。
サーフスタイル
サーフスタイルは、アメリカの西海岸を思わせる、リラックス感たっぷりのアメカジコーデ。
サーフィンを楽しむ人たちのライフスタイルがベースになっていて、「カッコつけすぎない、自然体のおしゃれ」が魅力です。
夏のアメカジコーデというイメージが強いですが、着こなし次第ではオールシーズン楽しめるおしゃれなスタイル。
必見!ダサく見えないアメカジコーデのコツ
こちらでは、ダサく見えないアメカジコーデのコツについて解説してまいります。
4つのポイントを押さえるだけで、誰でもすぐにアメカジコーデを着こなすことができるので、ぜひ参考にしてくださいね!
“清潔感”は絶対に意識する
アメカジのアイテムには古着やラフな見た目の洋服が多いので、周りからみたときに『だらしなく見えないか?』が超重要!
襟付きシャツやジャケットでコーディネートを引き締めたり、アメカジアイテムの素材や質感にこだわったりと。
ほんの少しの気配りができるだけで、周りからの印象がグッと良くなりますよ。
シンプルな色使いが一番かっこいい
アメカジの定番カラーとして挙げられるのは、ネイビー・白・ベージュ・カーキ・ブラウンなどのベーシックカラー。
カジュアルすぎず、子どもっぽくならないアメカジコーデを完成させるなら、派手な色は少なめにして、3色以内でまとめると大人っぽくキマります。
差し色で個性を出すのももちろん素敵ですが、ワンカラーコーデでこなれ感を出すのも大人なアメカジの着こなしになりそうですね。
1つだけ“主役級”アイテムを決める
アメカジは一つひとつのアイテムに個性があるので、ロゴTシャツやデニムジャケットなど、コーデの中で主役を1つに絞ると全体感のバランスがよくなり、引き締まったスタイルになります。
あれもこれもとアメカジアイテムを取り入れるのではなく、全身をゴチャゴチャさせないことが、アメカジコーデをかっこよく見せるコツですよ。
サイズ感は“ジャスト〜ややゆるめ”が◎
アメカジの魅力は“ゆったりしたシルエット”ですが、大きすぎると逆に野暮ったく見えることも…
トップスを少しゆるめにしたら、ボトムはスッキリ目に。
メリハリをつけるとスマートでおしゃれなアメカジコーデが完成します!
メンズにおすすめのアメカジコーデ特集
お待たせしました! ここからは、メンズにおすすめのアメカジコーデをご紹介していきます。
白Tシャツにベストのレイヤードで抜け感
無地のTシャツ、デニムパンツ、定番のワークブーツという王道のアメカジスタイルに、サラッとベストを合わせることで一気にアメカジコーデのランクがアップ!
1枚重ねるだけでこなれ感も出るため、初心者の方にもおすすめのアメカジコーデです。
デニムパンツ×サスペンダーでクラシック風
カジュアルなイメージの強いデニムパンツに、サスペンダーを合わせてクラシックなスタイルに。 ジャケットチョイスが一層大人な雰囲気を醸し出しています。
軽やかで、クラシック。アメカジコーデには、紳士のアイテムも相性◎。
初めてのサーフスタイルにはブルーシャツを
鮮やかな青シャツから、モノトーンのアロハシャツが覗く…。
ちょっとイケてるサーフスタイルに挑戦したい方は、品のあるコーディネートで男の余裕を演出してみてください。
コットンアロハにチャイナシャツと、アメカジアイテムの質感で差を出すことで、清涼感と軽やかさが加わりました。
キャスケットで大人の渋さをプラス
インディゴデニムのロールアップと黒ブーツで王道アメカジを作りつつ、ワークジャケットで無骨な男らしさを強調するアメカジコーデに。
ハンチング帽(キャスケット)で大人の渋さをプラスすることで、クラシックなワークスタイルをベースにしながらも、都会的なこなれ感が溢れています。
アイボリーGジャンでナチュラルなカレッジスタイル
アイボリーのGジャンを主役に、ナチュラルな色味でまとめたアメカジコーデ。
黒のインナーでトップにコントラストをつけて、全体に奥行きをプラスしています。
一方、ゆったりとしたベージュのチノパンでリラックス感を出して、いい感じの抜け感に◎。
ニット帽やメガネの小物使いも絶妙で、都会的なカレッジスタイルが完成しました。
レザー×オーバーオールで無骨系アメカジ
重厚感のある黒のレザージャケットに、デニムのオーバーオールを合わせた無骨なアメカジコーデ。
アイテムごとの本来の機能美を活かしつつ、タフな男らしさを演出したスタイルです。
首に巻かれた赤のバンダナで色のアクセントをプラス。
足元は茶芯のエンジニアブーツでまとめて、統一感と落ち着きが見え隠れしていますね。
武骨な素材感とゆったりとしたシルエットが古き良きアメリカの空気を漂わせる、ヴィンテージ好きにはたまらないアメカジコーデです。
アメカジおすすめブランド&アイテムをピックアップ
こちらでは、アメカジコーデに取り入れるべき定番アイテム&おすすめブランドをご紹介します。
アメカジコーデ初心者の方から、アメカジフリークの方まで、多くの男性に愛用されている人気おすすめブランドを厳選しました!
CHAMPION(チャンピオン)のTシャツ
1919年、アメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで創業したスポーツウェアブランド「CHAMPION(チャンピオン)」。
大学やプロチームのアスレチックウェアを手がけた実績を持ち、スウェットやTシャツの元祖ともいわれる老舗アメカジブランドです。
特に、1934年に誕生した耐久性の高い製法「リバースウィーブ」は、今もなおヴィンテージファンから支持され続ける名品。
アメカジスタイルに欠かせない「Cロゴ」は一度は目にしたこともあるのではないでしょうか。
世界中のファッションシーンに影響を与え続けているロゴTシャツは、アメカジコーデの一つとして持っておきたいアイテム。
CAMBER(キャンバー)のパーカー
「CAMBER(キャンバー)」は、1948年にアメリカ・ペンシルバニア州で創業したスウェットウェアブランド。
創業当初から一貫して“MADE IN USA”を貫き、業務用に耐える丈夫なスウェットやパーカーを作り続けてきました。
中でも、超ヘビーウェイトな生地を使用したパーカーは「無骨で壊れない」と評価され、世界中のワークウェアファンやアメカジフリークたちに愛されています。
質実剛健なアメカジアイテムを体現する、パーカー界の隠れた名門ブランドです。
RALPH LAUREN(ラルフローレン)のニット
1967年に、アメリカ・ニューヨークで誕生したブランド「RALPH LAUREN(ラルフローレン)」。
アメリカの伝統的なワーク・ミリタリー・カレッジスタイルをもとに、洗練されたデザインでブランドを再構築しました。
特に、アメカジの世界観を深く体現したライン「RRL(ダブルアールエル)」は、ヴィンテージ加工や武骨な素材使いが魅力で、アメカジコーデ上級者の男性にも愛されています。
クラシックと革新を融合させたラルフローレンは、アメカジコーデにラグジュアリー要素をプラスした“ネオ・アメリカンクラシック”のような存在。
Levi's(リーバイス)のデニムパンツ
1853年、アメリカ・サンフランシスコで創業したジーンズブランド「Levi's(リーバイス)」。
世界で初めてデニムパンツを製品化し、1873年には、炭鉱夫や労働者のワークウェアとして銅リベット補強を施した「ジーンズ(501)」を開発しました。
ジーンズ501は、やがてアメカジコーデの象徴となり、今もなお世界中で愛され続けています。
“ジーンズの元祖”として、アメリカンカルチャーとファッションの歴史を築いてきた、アメカジデニムコーデといえばの定番人気ブランドです。
UNIVERSAL OVERALLのチノパン
1924年に、アメリカ・イリノイ州シカゴで誕生したワークウェアブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」。
創業以来、現場で働くプロフェッショナルのために、耐久性と機能性に優れたワークウェアを提供し続けてきました。
近年は、無骨なワークスタイルを現代風にアレンジしたチノパンやオーバーオールが注目され、日本でも再び人気が高まっています。
“リアルワーク”をルーツに持ちながら、ストリートやアメカジコーデにも自然に溶け込む、アメカジアイテムブランドの新定番ですよ。
BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)のカーゴパンツ
1993年、日本で誕生したミリタリーウェア専門ブランド「BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)」。
アメリカ軍のフライトジャケットやフィールドウェアを、当時のスペックや縫製技術・生地まで忠実に再現した、アメカジ好きにはたまらないブランド。
代表作でもある「MA-1」や「M-65フィールドパンツ」は、ヴィンテージを知る本物志向の男性から圧倒的な支持を受けています。
圧倒的なクオリティと再現度は、ミリタリーアパレル界において他の追随を許さず、“現代に蘇るリアルミリタリー”の象徴としてアメカジコーデの頂点に君臨しています。
Schott(ショット)の革ジャン
1913年、アメリカ・ニューヨークで創業したライダースジャケットの名門「Schott(ショット)」。
1928年に世界で初めてジッパー付きライダースジャケット「ワンスター(613)」を開発し、マルロン・ブランドやブルース・スプリングスティーンなど、多くの芸能人に愛用されてきました。
無骨で重厚なシルエットに分厚いカウハイドレザー、そしてアメリカ製ならではの堅牢な作りの革ジャンは、ライダースといえばSchott(ショット)と称されるほどの存在に。
バイカースタイルはもちろん、アメカジコーデの要にもなる革ジャン界のパイオニアです。
Lightning(ライトニング)のヘルメットバッグ
1994年に創刊された「Lightning(ライトニング)」は、アメカジやミリタリーファッションの情報を提供する、男性向けの総合月刊誌。
そんな、30年以上アメカジコーデを取り上げてきたLightning(ライトニング)からご紹介するのは、日本最大級のクロコダイル専門工房・池田工芸と共同で開発した「ヘルメットバッグ」。
こちらのヘルメットバッグは、一頭の馬の半分の革を贅沢に使用していますが、重さはわずか600gと超軽量! 軽くてやわらかな質感のヘルメットバッグのため、たくさんの荷物を収納することができます。
さらに、純国産の「茶芯」仕様のため、使い込むほどに茶色の染色が出てきます。 馬革×茶芯で上品さと高級感が加わり、ワンランク上のアメカジコーデを楽しめますよ。
アメカジコーデで、一つ上のメンズに
アメカジコーデは、時代が変わっても色あせない、自由でタフなスタイル。 デニムやスウェット、レザーなど、ひとつひとつのアイテムに物語があり、着るほどに自分らしさが増していきます。 気取らず自然体でいられる、そんなアメカジコーデを、これからもっと楽しんでいきましょう!