
【メンズ】ミリタリーファッション特集|おしゃれな着こなし術&おすすめコーデをご紹介
機能性と男らしさを兼ね備えた「ミリタリーファッション」。
MA-1やカーゴパンツ、ミリタリージャケットなど、もともと軍用品をルーツに持つミリタリーアイテムは、実用性はもちろんですが、独特の存在感も魅力!
最近では、無骨な面影を残しつつも、シルエットや色使いを工夫した都会的な着こなしスタイルが人気を集めています。
一方、ミリタリーはコーデに取り入れすぎると重たい印象になりやすいため、大人のメンズらしく着こなすには全体のバランスを意識することが大切です。
そこで、こちらの記事では、メンズミリタリーファッションのおしゃれな着こなし術と、アイテム別におすすめのコーデをご紹介します。
ミリタリーファッションの魅力を活かしながら、普段のスタイルに取り入れるポイントをぜひ参考にしてください。
無骨スタイルが魅力!ミリタリーファッションについて
Lightning公式サイト(https://club-lightning.com/)より
ミリタリーファッションとは、軍隊で実際に使われていた軍服や装備品のデザインを、私服に取り入れたスタイルのこと。
その魅力を一言でいえば、「機能美から生まれた無骨さ」に尽きます。
大きなポケットも、頑丈な生地も、袖口のリブも、すべて過酷な環境で任務を遂行するために設計されたもの。
装飾ではなく必然として生まれた造形だからこそ、半世紀以上たっても古びることがありません。
カーキやオリーブといったアースカラーが基調なのも、身を隠すという目的から逆算された色だからこそであり、落ち着いたカラーは大人の装いによく馴染み、コーデの土台としても優秀です。
流行に左右されず、自分の定番として長く付き合っていけることが、ミリタリーファッションの最たる醍醐味といえるでしょう。
ミリタリーファッションを着こなすコツ
Lightning公式サイト(https://club-lightning.com/)より
こちらでは、ミリタリーファッションを着こなすポイントについてご紹介します。
どれもすぐに実践できることばかりですので、一つずつチェックしていきましょう!
ミリタリーアイテムは一つに絞る
ミリタリーファッションのアイテムは、それ自体が主役級の存在感を持っているため、上下ミリタリーでまとめてしまうと、少しやりすぎ感が出てしまいます。
そのため、ミリタリーコーデを組むときは「ワンポイントにミリタリーを取り入れる」ことを意識してみてください。
たとえば、ミリタリージャケットを主役にするならボトムスはデニムやチノパンを。 ミリタリーカーゴパンツを主役にするなら、トップスは無地のカットソーやニットを。
ミリタリーアイテムをコーデの主役に置き、残りのアイテムは引き算してまとめることで、ミリタリーの無骨さがより際立ちます。
もし複数のミリタリーアイテムを組み合わせたいなら、片方の“軍っぽさ”を薄めるのが鉄則。
黒のカーゴパンツのようにミリタリー感を消した色のアイテムを選べば、上下で合わせても悪目立ちしません。
迷彩柄やワッペンなど、情報量の多いミリタリーアイテムをファッションに組み込むときほど、この原則を意識してみてくださいね。
サイズは“ジャスト〜ややゆるめ”が◎
ミリタリーウェアは、重ね着を前提に設計されており、実物やレプリカはタグ表記のサイズより大きく感じられることも多く、いつもの感覚で選ぶと驚くほどブカブカなんてことも珍しくありません。
そのため、大人が上品に着るなら、狙いたいのは“ジャスト〜ややゆるめ”。 肩線が落ちすぎず、袖丈が手の甲にかからない程度を目安に選ぶことで、だらしなさが消えて自然なこなれ感が生まれます。
また、もうひとつのコツは、上下のメリハリを意識してスタイリングすること。
トップスをゆるめにしたならボトムスはすっきりと、逆にワイドなカーゴパンツを穿くならトップスはコンパクトに。
どちらか一方を締めるだけで、全体のシルエットがグッと洗練されます。
シンプルな色使いが大人のミリタリー
ミリタリーファッションを着こなすなら、全体で3色以内に収めるのがポイント!
カーキ(オリーブ)・黒・ネイビー・白・ベージュといったベーシックカラーの範囲でミリタリーコーデをまとめると、失敗しないのでおすすめです。
たとえば、カーキはミリタリーの王道で、デニムやチノパンとの相性がバツグン◎。
黒は、ミリタリー特有の武骨さが和らぎ、全体を引き締めてくれて、ネイビーは肌なじみがよく、清潔感のある印象になります。
そして、ミリタリーらしさ全開の迷彩柄に挑戦するなら、それ以外をすべて無地でまとめると良いでしょう。
もし差し色を入れたくなったら、キャップやソックス、バッグなど、面積の一点に留めておけば、全体の落ち着きは損なわれません。
小物できれいめカジュアルに
ミリタリーファッションの着こなしの印象を決定づけるのは、実は足元と手元。
スニーカーを合わせるとカジュアルになりますが、ときに幼い印象になってしまうこともあるため、ミリタリーコーデ初心者の方には「革のワークブーツ」をおすすめします。
ミリタリーと革(レザー)は、実用から生まれたという意味でルーツを同じくする間柄であり、ソールの厚みが全体の重心を整え、無骨さに落ち着いた品のよさを添えてくれます。
▼ おすすめレザーブーツ 英国靴の名作に、他にはない個性をプラス
【Tricker’s × 2nd】STOW NAVY CALF
価格:152,200円(税込)
こちらは、1829年創業の英国老舗シューメーカー「Tricker's(トリッカーズ)」を代表するカントリーブーツ・STOW(ストウ)をベースに、雑誌「2nd」が特別に別注した一足。 現在インラインでは展開されていない希少なネイビーカーフをアッパーに採用しており、定番のブラウンやブラックとは一線を画す、上品さと存在感を兼ね備えた絶妙な色合いが魅力です。 STOWならではのウイングチップやブローギング、堅牢なグッドイヤーウェルト製法など、英国カントリーブーツの伝統的なディテールはそのまま継承。長年履き込むことで革の表情が深まり、自分だけの一足へと育っていく経年変化も楽しめます。
そして、経年変化を楽しめるレザーバッグをひとつ加えるだけで、着こなしは一段と垢抜けます!
ナイロンやコットンの軍モノに、艶のあるレザーが一点。
異素材のコントラストを取り入れることで、大人きれいめのミリタリースタイルが完成します。
▼ おすすめバッグ 一頭の馬の半分の革を贅沢に使用、純国産の馬革ヘルメットバッグ
池田工芸 × Lightning 純国産「茶芯」ホースハイド T-Core Leather Lover Helmet Bag
価格:93,500円(税込)
こちらは、日本最大級のクロコダイル専門工房・池田工芸とミリタリーファッション誌・Lightning(ライトニング)が共同で開発したヘルメットバッグ。 一頭の馬の半分の革を贅沢に使用していますが、重さはわずか600gと超軽量。軽くてやわらかな質感のヘルメットバッグのため、たくさんの荷物を収納することができます。 さらに、純国産の「茶芯」仕様の馬革で上品さと高級感が加わり、ミリタリースタイルにはもちろん、アメカジもバシッとキマる仕上がりに。周りと被らないワンランク上のおしゃれとエイジングを楽しめる、至極のレザーバッグです。
ミリタリーファッションおすすめコーデ
皆さん、お待たせしました!
ここからは、ミリタリーファッションのアイテム別におすすめのコーディネートをご紹介します。
【MA-1】ミリタリーコーデ
Lightning公式サイト(https://club-lightning.com/)より
ミリタリーの代名詞ともいえるMA-1は、アメリカ空軍のフライトジャケット。
着丈が短くシルエットもシンプルなので、タウンユースでもっとも扱いやすい一着です。
王道は、白Tシャツ×インディゴデニムという組み合わせ。上半身に無骨さを託し、下半身は潔く定番でまとめることで、自然体な抜け感が生まれます。
もう少し落ち着かせたいなら、インナーをグレーのスウェットやボーダーカットソーに。ボトムスを黒のスラックスに替えれば、一気にきれいめな印象へと様変わりします。
MA-1はナイロンの艶が主張するアイテムなので、足元はレザーで受け止めるのが◎。ワークブーツやレザースニーカーで、重心を整えてあげましょう。
フロントジップを閉めるか、開けるか、それだけでも印象は変わります。
閉めればスポーティに、開ければインナーが覗いて軽やかになるので、気温と気分で使い分けてみてください。
【ミリタリージャケット】ミリタリーコーデ

Dig-it公式サイト(https://dig-it.media/)より
M-65フィールドジャケットを主役に、ブラックを基調としたアイテムでまとめた、大人らしいミリタリースタイル。
もともと軍用ウェアとして誕生したM-65は、機能性と無骨なデザインを兼ね備えた名作で、現代のファッションでも高い人気を誇るアイテムです。
インナーにはシンプルな白Tシャツを合わせることで重たくなりすぎず、クリーンな印象をプラス。 細身のブラックパンツとスニーカーを組み合わせることで、武骨さを残しつつも都会的で洗練されたシルエットに仕上がっています。
ミリタリー初心者でも取り入れやすい王道の着こなしで、春や秋のデイリーコーデはもちろん、休日のお出かけや街歩きにもぴったり。
無駄を省いたシンプルなスタイリングだからこそ、M-65ならではの存在感が際立つコーデです。
【カーゴパンツ】ミリタリーコーデ

Dig-it公式サイト(https://dig-it.media/)より
ミリタリーカーゴパンツを主役にするなら、トップスは徹底的にシンプルに。
ミリタリーアイテムならではの無骨さを活かしながらも、淡いブルーのシャンブレーシャツと白Tシャツを合わせることで、爽やかで親しみやすい印象に仕上げています。
オリーブカラーのカーゴパンツは、存在感のある大きなポケットが特徴。ゆったりとしたシルエットながら、裾を軽くロールアップすることで足元がすっきり見え、軽快な雰囲気を演出しています。
足元にはカーキ系のスニーカーを合わせ、全体のカラーを統一することで、ミリタリーテイストを自然に取り入れた着こなしに◎。
カーゴパンツを取り入れたいけれど、ハードな印象は避けたいという方にもおすすめの、大人のカジュアルスタイルです。
【セットアップ】ミリタリーコーデ

Dig-it公式サイト(https://dig-it.media/)より
ミリタリーシャツとカモフラージュ柄のカーゴパンツを組み合わせた、存在感のあるセットアップ風コーデ。
ミリタリーならではの武骨な雰囲気を活かしながらも、インナーにプリントTシャツを合わせることで程よい抜け感を演出し、街でも取り入れやすいスタイリングに。
オリーブカラーのシャツと迷彩柄のカーゴパンツは、カラーのトーンを揃えることで統一感をプラスし、ゆったりとしたシルエットながら、シャツをラフに羽織ることで軽やかな印象を与えています。
足元はシンプルなブラックで全体を引き締め、ミリタリーアイテムの存在感を引き立てています。
ミリタリーファッションブランド5選
最後に、ミリタリーファッションを組むときにおすすめのブランドをご紹介します。
本格的なミリタリーコーデをしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ

ALPHA INDUSTRIES公式サイト(https://alphaindustries.co.jp/)より
価格帯:8,800円〜129,000円
“MA-1の代名詞”。初めてのミリタリーなら
「ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ」は、1959年にアメリカ南部テネシー州の工業都市ノックスビルで誕生したミリタリーブランド。
数台のミシンから始まった小さな会社は、アメリカ国防総省との契約を次々と獲得し、MA-1、M-65、N-3B、N-2Bと、いま私たちが名作と呼ぶモデルの多くを、実際に軍へ納めてきました。
ALPHAの服は、復刻ではなく、当事者としてつくり続けてきた延長線上にあるということ。
この一点が、他のブランドにはない圧倒的な説得力を生んでいます。
現行品は民間向けにアレンジされていますが、リアルなディテールを踏襲したモデルから、軍では展開されなかったものまでラインナップは幅広く、比較的手に取りやすい価格帯であることも魅力。
また、デニムにもチノパンにも合わせやすく、タウンユースでの汎用性は随一のため、初めてのミリタリージャケットを探している方向けに、まず名前を挙げたい一択です。
AVIREX(アヴィレックス)

AVIREX公式サイト(https://www.avirex-usa.com/)より
価格帯:4,400円〜319,000円
“ミリタリーをファッションへ昇華させたパイオニア”
1975年、ジェフ・クライマン氏がアメリカ空軍のコントラクターとしてニューヨークで創業したブランド「AVIREX(アヴィレックス)」。
ブランド名は、飛行家を意味する「AVIATOR」と、ラテン語で王を意味する「REX」を組み合わせた造語で、“空の王様”という想いが込められています。
新品でありながら着古したような表情を宿すエイジング加工を早くから開発したのも、AVIREX(アヴィレックス)で、伝説のフライトジャケットに現代の魂を吹き込んだ立役者です。
近年はタウンユースに寄せたシルエットのモデルも揃い、ミリタリーの入口としても選びやすくなっています。
“ミリタリーをファッションへ昇華させたパイオニア”として、いまなお不動の存在感を放っています。
The REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)
![]()
The REAL McCOY'S公式サイト(https://fullcount-online.com/)より
価格帯:12,100円〜330,000円
“正真正銘の本物”を体現するミリタリーブランド
1988年に日本で設立された最高峰のミリタリーブランド「The REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)」。
“正真正銘の本物”を意味するブランド名のとおり、ヴィンテージのミリタリーウェアを分解して研究し、当時と同じ質感を得るために生地や金具から起こし直す…その労力を惜しまない姿勢が、価格に見合う説得力を生んでいます。
また、ミリタリーだけでなく、ジーンズやライダースを含めた“大人のメンズの服”を一貫した目線でつくり続けている点も、長く愛される理由です。
細部までこだわり抜いた圧倒的な完成度から、一生モノとして愛用するファンも少なくありません。
BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)

BUZZ RICKSON’S公式サイト(https://www.buzzricksons.jp/)より
価格帯:6,490円〜286,000円
“現代に蘇るリアルミリタリー”の象徴
1993年、日本で誕生したミリタリーウェア専門ブランド「BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)」。
アメリカ軍のフライトジャケットやフィールドウェアを、当時のスペックや縫製技術・生地まで忠実に再現した、アメカジ好きにはたまらないブランド。
代表作でもある「MA-1」や「M-65シリーズ」は、ヴィンテージを知る本物志向の男性から圧倒的な支持を受けています。
圧倒的なクオリティと再現度は、ミリタリーアパレル界において他の追随を許さず、“現代に蘇るリアルミリタリー”の象徴としてファッションの頂点に君臨しています。
HOUSTON(ヒューストン)

HOUSTON公式サイト(https://www.houston1972.com/)より
価格帯:5,400円〜190,000円
本格的な仕様でありながら、手の届く価格帯を貫く
1972年に誕生した、日本のミリタリー&アメカジブランド「HOUSTON(ヒューストン)」。
米軍基地の払い下げ衣料を修繕して販売するところからスタートし、1964年には日本で初めてとなるオリジナルのフライトジャケットを生み出しました。
1974年に発表したM-51 PARKAは、いまも続くロングセラー。国民的な人気を博した刑事ドラマの衣装にも採用されたことで、その名を広く知らしめました。
古き良きディテールは残しつつ、現代の体型に合わせてサイジングを見直す。その柔軟さが、ミリタリー初心者にも扱いやすい一着を生んでいます。
“戦後の日本と歩んできたミリタリーの老舗”として、コストパフォーマンスの高さでも厚い支持を集めています。
おわりに
ミリタリーファッションは、力強さの中にも洗練された雰囲気を演出できる魅力的なスタイル。
存在感のあるアイテムだからこそ、シンプルな服と組み合わせたり、色味を統一したりすることで、大人らしい着こなしが完成します。
無理に全身をミリタリーで揃えるのではなく、自分らしいスタイルに自然と取り入れることが、おしゃれに見せるポイントです。
ぜひ、こちらで紹介したコーディネートや着こなし術を参考にしながら、ミリタリーファッションならではの機能美や男らしさを楽しんでみてください。






