アメリカで生まれたヴィンテージと呼ばれるプロダクツをとことん掲載した一冊。出ているモノはすべて雑誌『ライトニング』をはじめ『セカンド』『クラッチマガジン』に携わっていた編集者が所有する珠玉のコレクション。
前半はいわゆる雑貨。アドバタイジングプロダクツやミッドセンチュリーの家具。鉄の置物、旧い木箱といったジャンルレスなプロダクツたち。そして後半はジーンズやブーツ、コートにスウェットといったアメリカンカジュアルの礎を築きあげてきたヴィンテージクロージングを掲載し、編集者たちの好き勝手なコメントと共に紹介している。
それぞれの趣味嗜好が異なる私物コレクションだが、全体を通じて20世紀に生まれたアメリカンプロダクツの面白さを感じて欲しい。