1950年代 KAYE BROS. アワードジャケット

¥22,000
税込み

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いわゆるなスタジャン型ではなく、
ハーフ丈なのがツボなんです。

イリノイ州シカゴのブランドで、カスタムメイドを得意としていたKAYE BROS.社製の1着です。グレーのメルトンウールに赤い「D」のシニールワッペンが施された、定番のカレッジスタイルですが、襟付きでハーフ丈というファラオコートのようなスタイルが、1950年代らしさといえるでしょう。裏地は柄が織り込まれたレーヨン生地を使っており、ブランド名の刻印入りスナップボタンを装備している点も、'50年代までの特徴的なディテールです。袖先はボディカラーを踏襲したウールリブを装備。私は、昔からアワードジャケット、いわゆるスタジャンが好きなのですが、中でも一番好きで見つけては買っていたのが、このハーフ丈のタイプでした。裾がリブ仕様になっている一般的なブルゾンタイプよりも断然生産数は少なく、それもついつい買ってしまう理由のひとつでした。この1着もそんな感覚で見つけて即購入したのですが、得意(!?)の購入後に未着用でずっと保管していました。今回の撮影時に試着して「今着たい感じだなぁ」となってしまったのは、言うまでもありません。このデザインでも袖がレザーになると、もっとカレッジ感が強くなりますが、オールメルトンウールという仕様ですので、アワードジャケットとファラオジャケットを足して2で割ったような佇まいが、すごく魅力的なモデルだと思います。

 

Profile.


ライトニング編集部
ランボルギーニ三浦

札幌のヴィンテージショップで勤務後、上京。洋服、クルマ、雑貨、時計、インテリアとヴィンテージを愛するが、現在は1歳8ヶ月の息子優先の生活のため、壊される前に手放している物も多い。

 

Size
42表記
肩幅ラグランスリーブのため計測不可 袖丈(脇下~)48 身幅62 着丈72cm

 

Condition

襟元に非常に薄い汚れが若干ありますが、全体的にあまり着用感のない、とても良いコンディションです。レーヨン裏地にも擦れなどは全くありません。ブランド刻印入りのスナップボタンにも塗装剥げなどなく、ほとんど着用されていないことが窺えます。

 

Detail. 


イエローゴールドの織りの総柄が施されたレーヨン裏地は、1950年代らしい凝ったディテールのひとつ。首元には黒い熊(!?)がアイコンの刺繍ラベルが付属します。



スナップボタンには、KAYEの刻印が施されています。ボタン掛けの仕様からスナップボタン仕様に変更された、'50年代ならではの特徴のひとつです。



グレーのウールメルトンボディで、胸には2段仕様のシニールワッペンが施されています。胸にだけワッペンが施された仕様も旧い年代のものの特徴です。



左ポケット内には紙製のサイズラベルも残っています。これも良いコンディションであることを裏付けています。

 

Photo/A.Ochiai 落合明人