
CPOジャケットとは?着こなし術&おすすめアイテムをご紹介
シャツのように軽やかに羽織れて、ジャケットのような存在感も楽しめる「CPOジャケット」。
近年、ミリタリー由来の無骨さを残しながら、街着としても取り入れやすいファッションアイテムとして多くのブランドから展開されています。
そこで、こちらの記事では、CPOジャケットの特徴や歴史をはじめ、おしゃれに着こなすためのポイントやおすすめのCPOジャケットをご紹介します。
CPOジャケットとは

Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
CPOジャケットの「CPO」とは、「Chief Petty Officer(チーフ・ペティ・オフィサー)」の略であり、アメリカ海軍の上級下士官(上等兵曹)を意味する言葉です。
もともと、米海軍の兵士たちが艦上勤務で着用していた防寒性の高いウール製のシャツジャケットが原型になっています。
濃紺のメルトンウールをはじめ、フランネルやコーデュロイといった防寒性の高い厚手素材が主流で、シャツカラーに大きめのフラップポケットが付いているのが特徴。
手袋をしたままでも扱いやすいよう、ボタンが大ぶりに作られているのもポイントです。
また、軍用ルーツだけあって、頑丈でしっかりとした縫製がなされているのも魅力のひとつ。
デニムやチノパンと合わせた王道のアメカジスタイルはもちろん、スラックスやワイドパンツと組み合わせれば、程よく抜け感のある大人のカジュアルスタイルも楽しめます。
季節の変わり目にはライトアウターとして、寒い時期にはインナーとのレイヤードも楽しめるなど、着回し力の高さも人気の理由です。
CPOジャケットの歴史
CPOジャケットの始まりは、1930年代にさかのぼります。
当時、米海軍のCPO向けに支給されたのが、厚手ウール製の作業シャツでした。
初期モデルは左胸にひとつだけポケットが付いたシンプルな仕様で、これがのちに「CPOシャツ」と呼ばれるようになる起源です。
第二次世界大戦後、米軍の余剰品として市場に流出したCPOシャツは、ワークウェアやアウトドア用途で再利用されるように。
その過程で、民間向けに左右2つのポケットを持つモデルが増えていき、これが日常着としての汎用性の高さから「CPOジャケット」と呼ばれるようになりました。
1960〜70年代になると、アメリカの大手量販店が裏地付きやチェック柄のモデルを展開し、大衆向けアイテムとしても定番化。
1966年公開の映画『砲艦サンパブロ』でスティーブ・マックイーンが、1973年の『スケアクロウ』では、アル・パチーノがCPOジャケットを着用したことでも知られています。
軍用の作業着から、時代を超えて愛されるカジュアルアウターへ。そんな変遷を辿ってきたのが「CPOジャケット」です。
CPOジャケットの着こなし方

Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
つづいては、CPOジャケットの着こなし方についてお伝えします。
普段着にCPOジャケットを取り入れるときに、チェックしておきたいポイントを一つずつみていきましょう!
なりたい自分に合うシルエットから選ぶ
CPOジャケットを着こなすときは、「なりたい自分に合うシルエット」から選びましょう。
たとえば、大人きれいめな着こなしを楽しむなら、タイトめなシルエットのCPOジャケットがおすすめ。
本来のCPOジャケットらしさがありつつ、軽やかですっきりとした印象に仕上がります。
一方、トレンド感のあるビッグシルエットのCPOジャケットなら、ゆったりとしたカジュアルな印象に。
着るだけで体型カバーも期待できるので、リラックス感のある着こなしを楽しみたいという方にぴったりです。
上下のメリハリは意識する
CPOジャケットは、ボクシーなシルエットが特徴のため、ボトムスとのバランスが重要になります。
ジャケットにボリュームがある分、ボトムスはテーパードパンツやスキニーなど、すっきりとしたシルエットを選びましょう。
また、ビッグシルエットのCPOジャケットを選んだ場合も、インナーやボトムスをコンパクトにまとめることを意識してください。
上下どちらもゆったりさせてしまうと、着膨れして見えてしまうため、メリハリを意識するだけで、こなれた印象がグッと引き立ちます。
素材で季節感を出すのも◎
CPOジャケットは、素材のバリエーションが豊富なのも魅力のひとつ。
たとえば、秋冬にしっかり防寒したいなら、保温性に優れたウール素材や、ボア素材を使ったモデルが人気です。
季節を問わずCPOジャケットを楽しむなら、レザー素材で大人っぽい重厚感をプラスするのも好相性◎。
春先や梅雨の時期には、軽やかで扱いやすいナイロン素材のCPOジャケットも活躍します。
CPOジャケットは、素材ひとつで印象や着用シーンが大きく変わるので、ぜひ季節や気分に合わせて選んでみてください。
CPOジャケットおすすめ5選
ここからは、おすすめのCPOジャケットをご紹介します。
エレガントリバーウールCPOシャツ Lightning YUKA EDITION
Lightning公式サイト(https://club-lightning.com/)より
こちらは、CPOシャツならではの武骨なディテールを残しながら、上質なリバーウール素材によって品よく仕上げられた、大人のためのCPOシャツジャケット。
最大の魅力は、カーディガンのような軽やかな着心地と、シャツ以上・ジャケット未満の絶妙な存在感!
柔らかく膨らみのあるリバーウールが身体を優しく包み込み、さらっと羽織るだけでコーディネートが完成します。
胸ポケットや襟などCPOシャツらしいディテールはしっかり残しつつ、上品な杢調グレーが大人らしい落ち着いた雰囲気を演出してくれるのも魅力。
『シャツでは物足りない、ジャケットでは堅すぎる』という場面で活躍する、大人のワードローブに加えたい一着です。
FULLCOUNT(フルカウント)SOFT MELTON CPOシャツ

Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
こちらは、アメリカ海軍のCPOシャツをベースに、上質なソフトメルトン素材で仕立てたFULLCOUNT(フルカウント)のCPOシャツジャケット。
肉厚で保温性の高い生地ながら、驚くほど軽やかな着心地を実現しており、秋から冬にかけて気軽に羽織れます。
ゆとりを持たせたシルエットは、シャツとしてはもちろん、スウェットやニットの上から羽織るライトアウターとしても活躍。
CPOジャケットの象徴でもある大きなフラップ付き胸ポケットやクラシカルな襟のデザインはそのままに、キャメルカラーと柔らかな素材感が上品な印象を演出します。
ミリタリー特有の武骨さが強すぎず、大人のカジュアルスタイルにも自然に馴染んでくれます。
FIDELITY(フィデリティ)× 2nd プルオーバー CPOシャツ
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Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
こちらは、1940年代以前のヴィンテージに見られる希少なプルオーバー仕様を再現し、クラシックな雰囲気と実用性を兼ね備えたプルオーバー CPOシャツです。
一般的な前開きではなく、ヴィンテージファンからも人気の高いプルオーバーデザインを採用し、チンストラップや片胸ポケットなど、当時のディテールを忠実に取り入れながらも、サイドポケットや裏地を追加することで現代のライフスタイルに合わせた着心地へとアップデートされています。
素材には上品な艶感を持つ尾州産ウールメルトンを使用し、武骨なミリタリーウェアでありながら、ジャケットのような品のある表情も魅力です。
ヴィンテージCPOシャツの魅力と、現代の着回しやすさを高いレベルで両立した一着。
GOLD(ゴールド)MILLING C/W TWILL C.P.Oジャケット

Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
こちらは、クラシカルなミリタリーデザインにトレンド感を巧みに取り入れた、GOLDの「MILLING C/W TWILL C.P.Oジャケット」。
ヴィンテージでは珍しいグレンチェック柄を採用し、無骨さと上品さを兼ね備えた洗練された表情に仕上げられています。
肩幅と身幅にゆとりを持たせたボックスシルエットが特徴で、リラックス感がありながらも、美しいドレープが生まれるため、ラフになりすぎず都会的な印象で着こなせます。
生地には縮絨コットンとウールツイルを組み合わせた柔らかな素材を使用し、一般的なメルトンCPOジャケットよりも軽やかな着心地を実現。
さらに、中綿入りのキルティングライニングを備えているため、真冬のメインアウターとしても十分な保温性を発揮します。
pure blue japan(ピュアブルージャパン)Cotton Velvet CPOシャツ

Digit公式サイト(https://dig-it.media/)より
ミリタリー由来のCPOシャツを、ラグジュアリーな素材使いで再解釈した「pure blue japan(ピュアブルージャパン)」のCPOジャケット。
上質なコットンベルベットを贅沢に使用することで、武骨なCPOシャツにエレガントな表情をプラスしました。
光の当たり方によって美しく表情を変えるベルベットならではの風合いが、大人の装いに上品な存在感を与えてくれます。
デザインはCPOシャツらしいシンプルな襟や胸ポケットをベースにしながら、余計な装飾を省いたミニマルな仕上がり。
滑らかで柔らかなベルベット素材は、一般的なウールメルトンのCPOシャツとはひと味違う軽快な着心地を実現し、シャツ感覚でもライトアウター感覚でも着回せます。
おわりに
ミリタリーウェアならではの機能性と、シャツジャケットのような気軽さを兼ね備えた「CPOジャケット」。
シンプルなデザインだからこそ、デニムでアメカジらしくまとめたり、スラックスやレザーシューズと合わせて上品に仕上げたりと、幅広いスタイリングを楽しめます。
また、流行に左右されにくい普遍的なデザインも、CPOジャケットが長く愛されている理由。
ぜひ、こちらでご紹介した着こなしやおすすめアイテムを参考に、ミリタリー由来ならではの魅力がたっぷり詰まったCPOジャケットを日々のスタイルに取り入れてくださいね。



